小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
マナーモード
マナーモード
novelistID. 29058
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

一期一会

INDEX|23ページ/92ページ|

次のページ前のページ
 

「どんな作業ですか?」
「ボールペンを一本づつ箱に入れたり、ビニール袋に入れたり、ラベルを貼ったりですね」
「あたし、頑張ったよ」
「さえらちゃん。仕事頑張ったんだね。偉いなあ。だからおいしいハンバーグを食べられたんだね」
 さえらは笑顔で応えたが、早川には聞き取れなかった。
「毎日頑張っているって、云ってます。吉田君が邪魔をするので困っているとも云っています」
「さえらちゃん。吉田君は悪い人なの?」
「そんなことないよ。いい人だよ。悪口はだめ」
「そうだよね。さえらちゃんは何でもわかってるね」
「そうだよ」
「ああそうだ。さえら、メダルは持ってる?」
しのぶは振り向いて笑顔で云った。
作品名:一期一会 作家名:マナーモード