有明バッティングセンター【前編】
「私、こういう者です。新しく就任されたバッティングコーチですね?」
(東京フライヤーズ 選手交渉部 安田 英男・・・・・・スカウトマンか。)
「そうです、有明と申します。よろしくお願いします。」
「あっ、おやっさんの息子さん? どおりで良く似てると思いましたよ。」
「親父と知り合いですか?」
「知り合いも何も、彼は私の師匠であり、飲み友達でもあったんです。」
この男との出会いによって、俺の人生は思わぬ方向へと進んで行くのであった。
作品名:有明バッティングセンター【前編】 作家名:ohmysky