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まほうのかがみ
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そして、みにくい娘は家来につれていかれました。
そして、みんなが部屋をでて、うつくしい王女さまだけがのこりました。
あの月の広場にいく人々のなかで、うつくしい王女さまだけが、部屋にのこりました。
うつくしい王女さまは嘘を隠すことができました。
鏡はただ、うつくしい王女さまを映しただけだったから。
うつくしい王女さまの嘘が暴かれることはありませんでした。
そして、うつくしい王女さまは考えるのです。
「(そのかわりに、どうなってしまったのだろう)」
作品名:
まほうのかがみ
作家名:
727