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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「哀の川」 第三十七話(最終回)

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「久し振りだね・・・神戸の車の中で、以来」
「そうね、私がこぼしちゃったときね・・・ハハハ」
「言うね・・・由佳の身体はすっかり大人になったね。母さんとダンス通っているんだろう?」
「うん、おば様も素敵な身体になられたわよ!引き締まって・・・きっとおじ様と仲良くされているわよ」
「そうかな、そんなふうに見えるかい?」
「だって、そう言われていたもん、おば様・・・言っちゃった、ヘヘヘ」
「そんなことまで話しているんだ!女は怖いね」
「何が怖いの?やましいことでもあるの?純一さん?」
「いや・・・そういうことじゃないよ。男同士ってそんなこと話さないから、そのう・・・」
「おじ様ね、おば様がきれいになっただけじゃなく、凄くよくなったって言ってくれたそうよ」
「ええ?何がよくなったって?」
「もう、わかっているくせに・・・聞くの?」
「ああ・・・そういうことか!そんなことまで言ったのか、母さん・・・」
「ええ、何でも話すわよ、親子プラス友達って関係なの」
「なるほど・・・解るような気がする・・・こりゃ、手ごわいなあ」
「純一さんは覚悟しなきゃダメよ・・・ハハハ・・・うそよ、あなたのことは言わないから・・・だって、おば様も自分の息子でしょ?気にされるから、変なこと言うとね」
「感謝だよ!良かった・・・安心した」
「けど、言わせるようなことはしないでよ!ずっと好きでいてね。私はあなたが初めてで、最後だから」
「うん、由佳のこと大切にするよ。こんな可愛いんだもん。それに・・・気持ちいいし」
「ほんと?気持ちいい?私もそう感じているのよ。解るの、体が締まっていること・・・」

純一はほぼ完璧に整っている由佳の身体に感心した。肌も白いし、ダンスのおかげで引き締まっているし、柔らかくなっているし。大胆さも加わって由佳との時間は純一にとって最高の楽しみとなっていた。