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てっしゅう
てっしゅう
novelistID. 29231
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「仮面の町」 第十九話

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「解りました。お聞きしましょう」
「そうか・・・信じる気になったか?」
「人というものはお互いに信頼する事から成り立っていると思います。相手が誰であろうと自分が信じない態度で接しては相手も本当の心を開かないと思いますから」

「二十前の若者の言葉とは思えないな・・・私の息子もキミのようであって欲しいよ」
「息子さんに誇れる自分であってください。ボクも今年子供が生まれます。男か女かは解りませんが、恥ずかしくないような生き方をしたいと思っています。これほどあなたの事故に係わっているのはそのせいでもあるんです」

「もう結婚しているのか?さすがだな・・・じゃあ話そうか」
「お願いします」