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俺とみこの日常 10話

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「そーくん、もうそろそろお昼」
はいはい、ご飯ね。
よっこいしょっと。
立ちあがって台所に移動。
冷蔵庫確認。よし。炊飯器…あ。
「みこ」
「何?」
「買い物行こうか」
冷蔵庫には、お茶、牛乳、豆腐一丁、納豆二パック、玉子三個それに、調味料系。
炊飯器には、水に浸かった米。
スイッチの入れ忘れ。…朝はパンだったから分からなかった…。
「…もぅ」
「ごめん」
「何を買うの?」
そーだなぁ。カップラーメンは一昨日食べたし…。
…そうだ!
「散歩しようか」
ありったけのキメ顔で言ってみる。
「え?」
散歩の意味が分かってないという様子。
「炊飯器のスイッチ入れて、出掛ければ…」
「はぁ…」
え?なんでそんな痛い子を見るような目で?
「晩御飯、どうするの?」
あ。
「決めた。昼はそれでいいや。夜はからあげね」
からあげか。作るの久しぶりだな。
「あ、とり天も」
とり天かー。いいな。でも、違う部位の肉買わないと。
「とりあえず、スーパー行くか」
「うん」
作品名:俺とみこの日常 10話 作家名:ざぶ