俺とみこの日常 10話
「はぁ、はぁ、」
「だらしないな、そーくんは!」
一体何があったのか。
あの後、散歩に入った。そして、いつの間にかかくれ鬼になってて、んで、俺の方が運動神経いいはずなのに、ずっとオニ。なかなか捕まえ切れなかった。
みこが言うには、読心術を使えば簡単に俺の位置を探れるらしい。…チート能力だ。
んで、あまりにつまらなかったらしく、帰ってきた。
みこは、隣の家を見ると、
「もう引っ越し終わったみたいだね」
そう言った。
見てみると、もう引っ越し業者の車はない。
早ぇな、おい。あれから一時間も経ってないぞ。
さすが韋駄天と言うだけの事はある。しかもまだまだ上を目指すなんて。すごい企業だ。
作品名:俺とみこの日常 10話 作家名:ざぶ