ビル街の月
※山月記:
中国に詩人を志した役人、李徴が居た。捨てられぬ夢のせいか発狂しついには人食い虎に変じてしまう。そして旧友の袁イ参は虎に変じた李徴と邂逅を……といった物語である。(中島敦 著 ―名作です―)
青空文庫にもUPされていますので、興味のある方は是非お読みください。
これは文中にもある、中島敦 著「山月記」を基に作ったハナシです。
いつ習ったのかは忘れましたが、国語の授業で習ったこの作品がやけに印象的で、今でも、
偶因狂疾成殊類 (偶(タマタマ)、狂疾に因って殊類と成る)
という一節が忘れられずにいたのでした。
2003.05.17 №037