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もう好きだと言わない

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「好きじゃないよ!長井さんが彼女がいるから!」
「じゃ、もし彼女がいなかったら、好きになるの?」
「えっ?そんな.....」

「藍ちゃん!」
この時、店長が呼んできた!
「は、はい!」
「長井が電話が来て熱が出たから、今日休みになった!」
「長井.....」
「長井君が大丈夫なの?」彩ちゃんが不安が聞いた。
「声がヤバイそうだったから、大丈夫かな.....」
「店長!私が看病してあげるよ!」
「彩ちゃんが?」
「うん!だって、長井君が一人で暮らすでしょ!今の状態でご飯も作れないし、倒れたらどうしよう?!」
「それはそうだが...今日パーティが入ってるから、彩ちゃんがいないと大変だ!駄目だ!」
「えぇ~良いんじゃん~」
彩ちゃんが泣きそうな顔をしてる!彩ちゃんがも長井さんの事好きかな?
「あっそうだ!藍ちゃん!」
店長が両手が私の肩を掴まって、「藍ちゃん!今から長井を看病してこい!あいつの事頼むぞ!」
「えっつ?今から看病する?バイトがまだ終わってないし、今晩パテイーが入ってるって言ったでしょ!」
「パテイーが彩ちゃんとエミちゃんがいれば大丈夫だ!洗いものが俺がやるから、心配するな~」
「でも....」
「はい!はい!早く上がって、これはあいつの住所だ!頼むね~」
「店長!私も行けるのに~」彩ちゃんがちょっと怒った顔をしてる。
「長井の事を藍ちゃんに任せばいいから、彩ちゃんがここにいるのは重要だ!」
彩ちゃんが仕方なくて、裏に行っちゃった!私が彩ちゃんにを怒られたの?!
「藍ちゃん!行ってらっしゃい~」
「.......いっ行ってきます...」
なぜ、私が看病しないといけないの?あの日、長井さんに告白されたから、今どんな顔を合わせばいいの?
本当に考えると頭が痛くなる~着かえた後長井さんの家に向いて行く!
やっと着いたが、長井さんの家の前2分位立っている!どうしよう?!入るか入らないか?
手をチャイムに伸ばすけど、なかなか押せなかった!でも、中に入らないとここまで来る意味がないね.....
ビンポーン...ビンポーン...
うん?長井さんが出ないな~もしかして、倒れたの?
長井さんに電話をかけようと思ったら、ドアが開いた!
「...誰?!」
「あっ、長井さん!」
「何でお前が来たの?」長井さんが驚いた顔した。
「そ、それは....」
「俺の風邪ひいた事を聞いたから、看病してくれるの?」
「違うよ!店長に頼まれたから....」
「あっそ、中に上げって~」
「はい..邪魔します.」
初めて、男の部屋に入ったが、長井さんの家が意外ときれいだね~本もちゃんと棚に並んでいるし、部屋の掃除もちゃんとしてるね~
「好きにしていいから...」
長井さんがパっとベッドで倒れた!
「長井さん?!大丈夫?」
長井さんの体を触ったら、熱い!汗もT-シャツを濡れた!
「長井さん、新しい服を着替えた方がいいよ!」
「お前が着かえてくれ~」
「え?バカな事を言わないて下さい!」
長井さんが重いそうな体を支えて服をぬいた、裸を見た私がちょっと恥ずかしくなって、横に顔を向いた!
「おっ!」
「うん?」
「お前顔が赤ぞ、風邪もひいたの?」
「い、いいえ....クッショウ」
「風邪引いたじゃん?」
あ、あっ多分雨の日に濡れなれたから風邪引いたみたい....
長井さんが私に顔近付いて、手をあたしの顎を触った!
「熱がねぇみたいな~」
近すぎて、心臓が激しく鼓動する!
私が長井さんの手を振って、「いいから、ベッド休んで、何か作るから~」
キッチンに向いて行こうと思ったら、長井さんが私の腕を掴まって、後ろから抱き締めた。
「....行かない...」
「うん?長井さん?」
「何処も行かないて....」
「ただ、キッチンに....」
長井さんの体が後ろから重くなって来た、私が長井の体を支えないから、二人とも床で跪いた。
「長井さん?」
「.....」
「長井さん?!大丈夫の?ベットで休んだほうがいいよ!」
長井さんの頭が私の首に埋めた。
「...離さない.....」
「えっ?」
「離したくない、そのままでおいて~」
「長井さん....」
そんな事言われて、どうどう答えばいいか、分からない......
長井さんの息が喘ぎながら話した。
こんな苦しいそうな長井さんを見ると、心が痛くなる。
私が長井さんの手を解いて、長井さんの正面を向かって、「私が何処も行かないよ、長井さんが早くベッドに戻って休んでね!」
「うん....」
長井さんがやっとベットにもぐりこんだ。
私がタオルをお湯に入れて、絞った蒸しタオルを長井さんの頭に敷いて、「今お粥を作るから、ちょっと待ってね~」
私がコンビニで買った材料をキッチンに持って行って、お粥を作りの始まる。

「長井さん..長井さん...」私が寝ていた長井さんを起こす
「....うん...」
「お粥ができたよ、起きって」
「お粥?」
「うん!」私が長井さんを助け起こした。
「長井さん、お粥もう冷めたから、今すぐ食べられるよ。」
「あーんして~」
「うん?」
「あーんしてくれ!」
「あ、あーんする?自分で食べて下さいよ!」
「俺一応病人だから、ちょっと優しくして来ればいいのに....」長井さんが泣きそうな顔する。
「だって...あーんした事がないから、照れる....」
「俺の友達が風邪引いた時、彼女がそうしてあげたから。俺もそれをやってもらいたいな~」
「それは恋人関係だから.....」
「じゃ、食べない!」
「食べない?駄目だよ!食べないと体を壊す。」
「じゃ、俺にあーんして~」
「それ....」
「.......」
「はい、はい、分かった!」私がお粥一口を長井さんの口元に運ぶながら、「あっあーん.....」
長井さんが嬉しそう顔で食べた。なんだこれ、恥ずかしいじゃん~さっさと食べさせよう~
「おい~おい~」
「え?」
「俺がまだ飲みこんでないから、ゆっくりしてよ~」
「..つ..分かったよ!」
「お前、意外と料理が上手だな~」
「美味しい?」
「お袋より下手だけど、ぎりぎり合格だ!」
「それはどうも~」いつもより、ふざけにからかってるから、体調がよくなったみたいね!それだったらよかった。
長井さんがお粥を全部食べたあと、「長井さん、薬を買ったから、飲んだら休んでね~」
「.....」
「うん?どうしたの?」長井さんが何も言わずに、私をジーと見てる?長井さんの目に熱いを感じる、自分が長井さんと目を合えないから目を逸らした....
「俺をちゃんと見て....」
「見てるよ....何があったら言えばいいのに....」
「前に言った事だけど,お前の返事は?」
「え?何の事?」
「ホテルでお前に言った事だ!知らないふりするな~」
「そっ、それは...返事したでしょ....」
「それは答えにならない!お前も俺の事好きだろう!」
「え?何処からそんな自信があるの?」
「もし、俺の事が好きじゃないとなぜ俺は彼女がいる事を気にしたの?」
「だっ誰がそんな事気にしたの?」
「じゃ、なぜ俺の視線を逸らしてるの?」
「それ...それは長井さんが変な事言ったから!」
「俺が本気だから、お前もちゃんと俺の事考えて....」
作品名:もう好きだと言わない 作家名:伍姿樺