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てっしゅう
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「セックスアンドザシックスティーズ」 第三話

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「大学を出てからずっと勤めていた会社を去年に辞めたの。定年前だったけど早期退職を募っていたから誰が申し出るかで社内の視線が私に向いていたのよ。
そうよね、女だしそれほど役に立つ仕事してなかったからね。その後で紹介してもらった別の会社に今はいるんですけど、小さな会社なのでいろんなことをさせられるの。配達や集金や秘書みたいな事まで・・・ある日ね社長を空港まで送っていった時にね、帰りも迎え頼むよ、って言われて、当たり前にハイ、と答えて指示された日に迎えに行ったの。会社へ戻ろうと車を出したら・・・食事してゆこう、腹減ったからキミも付き合ってくれ、そう言われて言われるままにホテルに入ったの」
「えっ!いきなりしたの?」典子がまた身を乗り出して聞いた。
「違いますよ。ちゃんとしたホテルのレストランですよ」
「なんだ・・・がっかり」
「典子さん!どうしてがっかりなんですの?」
「だって・・・普通じゃないの。面白くない」
「なにを期待されているの?」
「決まっているじゃない!みんなもそうよ、違う?ホテルって聞いて食事って思う?」
ニヤニヤとして聞いていた二人は典子に頷いて見せた。