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てっしゅう
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「セックスアンドザシックスティーズ」 第三話

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「映子さん、あなたが好きになるような彼って一度見てみたいわ。ねえ今度みんなと一緒の時に会わせてよ。恵子さんも美紗子さんも見たいわよね?」
「是非お会いしたいけど・・・なんて紹介するの?彼ですって言うのもおかしいじゃないの?」恵子がそういうと美紗子も合わせるかのように同じ事を言った。
「私もそう思います」
「二人とも優等生な返事ね。私たちも彼同伴にして、みんな夫です!で合わせればいいじゃない?」
「何年先になるか解らない・・・そんな事言ったら」美紗子はポツッと言った。
「美紗子さん!あなたなんかすぐ見つかるよ。なに選り好みしているのよ!イヤミに聞こえるんだから」典子が恵子に相槌を求めた。
「そうね、三人の中じゃあなたがきっと一番早いと思うわ」
「恵子さんまでそんな事言って・・・独身って言うだけで敬遠されることだってあるのよ。こんな歳まで・・・何かあるんじゃないのかって疑われる。男の人って案外慎重だから特に結婚している人は尚更なのよ。うっかり手を出して引けなくなる事を嫌うの」
「そんな事があったの?話しなさいよ、映子さんだって打ち明けてくれたんだから」そう言う典子の言葉に美紗子は続けた。