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宇宙列車 私の夏休み

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ホテルの朝

 

 午前7時に起きた。
今日の午後3時に宇宙列車に乗る。宇宙エレベーターはモルジブ・シティから200キロ先にある。

 朝食後、私たちはホテルの集会所に集まった。
「では、私が宇宙へ引率する南です。この宇宙旅行は往復20日間あります。地球と違う環境ですから忍耐が必要です。3人ずつ列車の個室で片道7日間暮らしますので喧嘩をしなようにしてください。なにか問題がありましたら私に相談するように」

 私は南先生に質問した。
「宇宙エレベーター行きのリニアモーターカーの発車時刻は何時ですか?」
「午後1時30分です。他に何か質問はありますか?」

「宇宙エレベーターの発着所では、身体検査がありますか?また、荷物検査もあるのでしょうか?」

「この宇宙エレベーターは全人類の財産ですので、どこの国の所有物ではありません。万が一、テロリストが自爆すれば宇宙開発の停滞だけではなく、水爆40発分の破壊力があります。人類の80パーセントは死滅します。だから、厳重に身体検査や荷物検査を行います」
「そんな・・・。私、嫌だわ」

「ねえ、それを承知の上で高いお金をだして宇宙に行くのでしょう」
「そうですが・・・」
「現在、ブラジルの赤道上に第二宇宙エレベーターが建設されています。完成するには、30年かかります。全ての人が宇宙に気楽にいけるには、あと2世紀くらいかかるでしょう」

 23世紀の人類は土星まで進出した。宇宙には数百万人もの人たちが暮らしている。私たちの世代でも宇宙旅行は高値の花である。

作品名:宇宙列車 私の夏休み 作家名:ぽめ