【無幻真天楼 第十二回】ココロのうた
変な服装でいきなり現れていきなり家族になった
俺を守るが口癖のようになっていて
気付けば隣で笑ってて
歌が上手くて
結構天然入ってて
『私は京助の全部を守りたいんだっちゃ』
「俺は…アイツみたいに変な力とかつかえねぇし…それに…」
「守りたくないの?」
ボソボソといった京助に鳥倶婆迦が突っ込んだ
「まも…りたい…とは思うけど…俺…」
「なら守れるよ」
躊躇いながら言った京助に今度は鳥倶婆迦がさらっと返した
「思いがあるなら守れるとおいちゃんは思う。あとそんなに深く考えてる京助気持ち悪くておいちゃんは嫌だ」
「オイオイオイ;」
最後に余計な一言を付け加えた鳥倶婆迦に京助が口の端をあげた
作品名:【無幻真天楼 第十二回】ココロのうた 作家名:島原あゆむ