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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【無幻真天楼 第十二回】ココロのうた

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変な服装でいきなり現れていきなり家族になった

俺を守るが口癖のようになっていて

気付けば隣で笑ってて

歌が上手くて

結構天然入ってて



『私は京助の全部を守りたいんだっちゃ』



「俺は…アイツみたいに変な力とかつかえねぇし…それに…」
「守りたくないの?」
ボソボソといった京助に鳥倶婆迦が突っ込んだ
「まも…りたい…とは思うけど…俺…」
「なら守れるよ」
躊躇いながら言った京助に今度は鳥倶婆迦がさらっと返した
「思いがあるなら守れるとおいちゃんは思う。あとそんなに深く考えてる京助気持ち悪くておいちゃんは嫌だ」
「オイオイオイ;」
最後に余計な一言を付け加えた鳥倶婆迦に京助が口の端をあげた