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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「仮面の町」 第十話

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「初めにお聞きしたいことは死因がどうであったのかと言うことと、そうなるにはどのような状況が予測されるのかと言うことです。
この質問はお亡くなりになった岡田さんと竹田さんのご両親の了解を得ています。お疑いでしたら電話で確認されても構いません」
「天木さんは・・・保険の代理店の方ですか?それとも弁護士さんか何かでしょうか?」
「いいえ、一般人です」
「そうですか。ご質問の内容は警察に届けてありますのでそちらで聞いて頂けませんか?」
「どうしてですか?同じことを話すことは出来ないのでしょうか?」
「われわれ医師は患者さんの情報を他人に話すことが出来ないのです。それに交通事故の場合は警察に全てゆだねておりますのでお話しを直接することは出来ません。申し訳ありませんがお引き取りください」
「長井先生、医師としてではなくひとりの人間として今からの話を聞いてください。その後でもう一度同じ事をお聞きしますので・・・」