アイラブ桐生・第三部 32~33
「由香と、ジャンヌダルク」
人間の鎖とは
※人間の鎖として有名なものに
1989年8月23日。、ソビエト連邦の統治下にあった
バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で、
独立運動の一環として
行われたデモ活動があります。
「バルトの道」とも呼ばれ、およそ200万人が
参加して手をつなぎました。
3カ国を結び600㎞以上の人間が鎖を形成をされました。
これはソビエト連邦からの独立をめざした
バルト三国が、共通の歴史的運命を共有していることを、
国際社会へアピールするために取り組まれたものです。
その後の歴史上で、平和的な市民の意思表示として、
基地問題や、原発反対などのたたかいで各国、
各地で定着をしてきました。
デモの形態とはまた異なる、これらの平和や安全への、
無言の抗議と反対の意志表示の行動が「人間の鎖」と呼ばれています。
作品名:アイラブ桐生・第三部 32~33 作家名:落合順平