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「そこまでです！」

　２階にいるディーブが、短筒をシャルルに向けていた……。その短筒はディーブの物ではなく、ビクトリーから盗んだ物のようだ。使い方自体はどこかで学んだらしく、いつでも発砲ができる状態になっていた……。
　クロスボウの矢でギリギリセーフなのに、はるかに速い速度で飛んでくる銃弾を避けることができないことぐらい、シャルルはよく知っている……。