小説が読める！投稿できる！小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ！

アイラブ・桐生
（13）　第三章　輪島から兼六園へ（その5）前半


　レイコと出会い、祭りの夜にドライブに出てから、
3日目の夜明けを迎えたのは、群馬と長野の県境にある、
碓氷峠の手前でした。
糸魚川の付近で運転を変わってくれたレイコが
どうせならと選択した帰り道は、
山越えが続く信越からのルートです。



　上越市から、国道18号を南下して、妙高高原の山脈を越え、
長野市、上田市と経由をして県境にある避暑地の軽井沢までやってきました。
（現在の、上信越高速と同じルートにあたります）
もちろん、深夜のためにどこまで行っても何ひとつ見えない、
真っ暗闇の道路でしたが・・・