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本部へ帰るとみんながセイジたちを歓迎してくれた。
「さすがヒトミちゃん！」
「コウキかっこよかったぜ！！」
という声が聞こえてくる。
なぜ、みんなが戦闘の様子を知ってるのか。それは、開発班の開発した、魔法による追尾式カメラによって戦闘の様子を見ていたからだ。
もし、戦闘班が全滅しても、本部に残ったみんなは逃げれるように。と作ったものだ。
誰も、セイジに話しかけてくれない。
それは、セイジは友達が少ないから、とかそういう意味ではない。
…今話しかけると、宇宙人運びを手伝わされそうだからだ。
一人でセイジはさみしく宇宙人3人を研究班のところへ持っていった。
………宇宙人は1人1人がものすごく重かった。