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永山あゆむ
永山あゆむ
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OATH~未来につなぐシルベ~第一章(第8話(後半))

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第8話 シナリオ分岐Cルート(杖の扉)



<「杖の扉」を選択><シーンNo.8-C-1>

 リディア、自信に満ちた態度で、

リディア「よ~し、ここだわ!!」

 リディア、『杖の扉』を力強く叩く。
 フェレル、心配そうに、

フェレル「お、おまえ・・・・・・大丈夫なのか?」

 リディア、自信に満ちた態度で、

リディア「あったりまえよ!杖ってことは要するに魔法!魔法をつかいこなす敵が多いってこと!つまり、接近戦大好きなあたしが中に入れば向かうところ敵なしってわけよ!わはははは!!」

 自分の推測が合っていると自信たっぷりなリディアは、笑い続ける。

フェレル・レイナ「・・・・・・」

 その姿に唖然とするフェレルとレイナ。

フェレル「レイナ、ちょっと」
 レイナ「は、はい・・・・・・」

 フェレルの側に行くレイナ。
 リディアの笑い声を余所に、二人はリディアに聞こえないように、

フェレル「(小声で)まずいな、完全に逆をついたな・・・・・・」
 レイナ「(小声で)そうですね・・・・・・素直に選べばいいのに・・・・・・」
フェレル「(小声で)ああなったらリディアは止められないな・・・・・・レイナ、無理をしてしまうが、やれるか?」
 レイナ「(小声で)大丈夫です。接近戦も少しはできますから」
フェレル「(小声で)分かった。気をつけろよ」

 すると、二人の背後から、

リディア「ちょっと!二人とも何、コソコソ話をしてるのよ!」

 リディアが二人を怪しそうに見つめる。

フェレル「(焦りながら)そ、そんなことはないさ!どの扉を選ぶか決めていただけさ。な、なあ!」
 レイナ「(焦りながら)え、ええ、そうよ。別にリディアの事を言ってないんだから」
リディア「(怪しそうに)ふぅん。まあ、いいけど。それよりも、さっさと扉を決めてくれる」
フェレル「そうだな」

 二人は扉を選ぶ。
 フェレルは『剣の扉』、レイナは『剣と杖の扉』を選ぶ。
 この扉の意味を完全に勘違いしているリディアは、フェレルが選んだ扉には、物理に強く、魔法に弱い敵が出てくると思い、彼をを心配そうに見つめながら。

リディア「え?フェレル、この扉で大丈夫なの?」
フェレル「あ、ああ。大丈夫さ。魔法もそこそこできるしさ。それに剣と杖なら、俺とリディアの扉から出現する敵が出てくるってことだろ?接近戦をしかける敵を避けていけば問題ないさ」
リディア「レイナは?接近戦にも魔法にも強い魔物の両方が出てくるけど、大丈夫なの?」
 レイナ「う、うん。それに私は回復術も修得しているから、問題はないわ」
リディア「ふうん。だったらいいけど・・・・・・」
フェレル「そ、それよりも早く入ろうぜ」
リディア「そうね。よし、皆、いっせいに入るわよ!こっから先は一人になるけど、心は一緒だからね!」
 レイナ「はい!」
フェレル「分かっているさ」
リディア「じゃあ、皆、後で会おうね!せーの!」

 三人は一斉に扉を開けて進みだす。
 ざわざわしていたフロアが一気に静まり返った。
 ※イベント終了。それぞれの扉のダンジョンをリディア(杖の扉)→フェレル(剣の扉)→レイナ(剣と杖の扉)の順に攻略する。
  『証突の間 杖の扉 入口(リディアパート)』へ進む。

■証突の間 杖の扉 入口(リディアパート) <シーンNo.8-C-2>

 『杖の扉』の中へ入ったリディア。

リディア「よ~し!張り切っていきますか!!」

 「自分は正しい道へ行っている!」と思い込んだまま、リディアは気合を入れて奥へと進む。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 杖の扉 魔物との対決イベント(リディアパート) <シーンNo.8-C-3>

 少し進むと、魔物がリディアを出迎える。

  魔物「グルルルルル・・・・・・」
リディア「さっそく現れたわね。かかってきなさい!!」

 リディア、武器を構えて魔物に突撃。
 ※イベント終了。魔物(物理に強く、魔法に弱い)×3と戦闘開始!(逃走不可)

<戦闘終了後>

 なんとか魔物を倒すリディア。

リディア「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・なんとか、なったわね」

 リディア、武器を収める。
 そして、ため息をつきながら、

リディア「はぁ~まさか武器での攻撃よりも魔法に弱いなんて・・・・・・素直に選ぶべきだったわね。今更嘆いていてもしょうがないわね。こうなったらゴリ押しで攻略してやる!」

 リディア、走って奥へと進む。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 解放の間(リディアパート) <シーンNo.8-C-4>

 数々の仕掛けを攻略し、扉を開けるリディア。

リディア「ふぅ・・・・・・なんとか奥まで進めたわね・・・・・・」

 リディアの目の前に、巨大な扉が立ちふさがっている。

リディア「こりゃまたでっかい扉だこと。どうやったら開くんだろう・・・・・・」

 巨大な扉に近づくリディア。扉の真ん中に刻まれている文字を見つめる。

リディア「『己が来た証を証明せよ。3つの扉が光に満たされたとき、闇から解放されるだろう』か・・・・・・なんなんだろう」

 扉を触るリディア。すると、

リディア「あっ、丸いものを入れる穴が3つあるわ。そういえばさっき、丸い水晶のようなものを手に入れたわね。う~ん、どうすればいいんだろう?」

 ※ここでイベント終了操作が可能になる。

※巨大な扉の左側にある穴へ近づくとイベントが発生。

■証突の間 解放の間 水晶をはめるイベント<シーンNo.8-C-5>

リディア「『己が来た証を証明せよ』か・・・・・・もしかしたら、出てきた扉の位置と同じ場所に置くのかもしれないわね・・・・・・」

 リディアは、手に入れた『緑の水晶』を左側にある丸いくぼみにはめてみる。
 すると水晶は光りだす。

リディア「おっ!やっリぃ!やっぱ、あったまいいわねぇ、あたし」
 
 リディア、自画自賛するが、

リディア「あ、あれ?」

 扉は開かない。

リディア「う~ん、反応はあるけど閉じたままか・・・・・・これは二人を待つしかないのかな。あと2つの扉の出口もあるみたいだし・・・・・・早くこないかなぁ~」

 リディア、扉の前にある階段に座り込む。
 ※イベント終了。『証突の間 剣の扉 入口(フェレルパート)』へ進む。

■証突の間 剣の扉 入口 (フェレルパート) <シーンNo.8-C-6>

フェレル「ふう。あいつは大丈夫だろうか・・・・・・とにかく早く抜けて、確認しないとな。行くぞ!」

 リディアの心配をしつつ、フェレルは奥へと進みだす。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 剣の扉(フェレルパート) 魔物との対決イベント<シーンNo.8-C-7>

 少し進むと魔物がフェレルを出迎える。

フェレル「魔物のお出ましか!」

 フェレル、すぐに剣を抜き魔物に突撃。
 ※魔物(物理に弱く、魔法に強い)×3と戦闘開始!(逃走不可)

<戦闘終了後>

 難なく倒すフェレル。

フェレル「余裕だな」

 フェレル、剣を収める。