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DARADALife

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ゆっくりと振り返るその顔は、何をされたかよくわからないといった顔だった。
 (クリティカルヒット…のはずだよな。おかしい。僕だって怪異の端くれだぞぉっっっっっつ)
 深く考えていた隙に、左側にいいブローをもらってしまっていた。
-バキッ-
 嫌な音立てて僕の左脇腹の骨が砕けた。
「いやぁー、いいパンチ持ってんねぇー。そろそろ僕も本気だそうかなっっっっっっっっっ」
-バキッ-
 右も持っていかれた。
(痛い!!尋常じゃないくらい痛い!!なにこれ、僕、もうまともに息できてないじゃないか)
 しかし、こんだけボロボロにされても僕の体質のせいか傷は徐々に治っていく。
 と、ここで初めてダオダンドー(仮)が喋った。
「お前、その体…!?怪異なのか?」
作品名:DARADALife 作家名:齋古翔太