DARADALife
(ここで誤魔化してもなんのメリットも無いか…、)
「そうだけど何か?」
探りを入れるような言い方の僕の挑発を、ダオダンドー(仮)は軽く受け流すように、一言、
「我が主の敵。まさか一晩のうちに2人も排除対象に出会えるとはな…」
(2人?)
その可笑しな計算に僕は耳を疑った。
(こいつに僕の2人!?…いや、排除対象ということは、自分以外の人物事を指すんだろうから…、まさか、この子も怪異?)
「さて、あまり時間がないので、そろそろ終わらせてもらってもいいかな?私もこんな身なりで外を歩き回りたくなぃ…ら…」
(っ!?ダオダンドー(仮)の言葉をうまく聞き取れない)
僕はまたフッ飛ばされていた、そこで僕の意識は途切れた。
次に目を覚ましたのは、自宅のベット上だ。いつもと変わらない、そんな朝。
いや正しくは一つを除けば。
僕に添い寝している、昨日の女の子を除けばだ…、
作品名:DARADALife 作家名:齋古翔太