DARADALife
(な…なっ、なんじゃこりゃーーーー!!昨日の女の子が僕に添い寝を、なんでこんな状況に!?)
「んっ、んーーーー、うーん」
彼女が寝返りをうったと同時に、昨日味わったのと同じ感覚に僕の我慢は既に限界を超えそうだった。
(やばい、まずい。このままでは、確実にまずい。このままでは、この子をどうにかしようなんて邪な考えが僕を支配してしまう。そうだ…)
ない知恵とわずかな抑制心を振り絞って、彼女の体をゆすって起こすという結論にいったった。
僕の出した結論を意気地なしと考えている読者諸君。それは大きな間違いだ。僕はあくまで紳士的な行動をとったまでで、下心を隠そうとしてこのような行動をとったのではない。
そのことを重々承知して欲しいものだ。
(半分以上嘘だけど…)
「ねぇ、君。おーい君、起きて。起きてってば、おーい。おきろぉぉーーーー」
反応がない。
仕方がない。風呂にでも入って、このたぎりを抑えよう。と思って立ち上がると、布団が剥がれ彼女の文字道理全てが見えてしまった。
作品名:DARADALife 作家名:齋古翔太