白の枯れ園と揺れる僕ら。
今日は基本稽古、基礎の技、切り返し、面・小手
それに対しての応じ技をする稽古。
そのあとに今日は地稽古、簡単に言うと
お互い試合と同じ感じで打ち込んでいく・・・。
そんな感じの稽古やっていて、
今はちょうどその途中。
「ヤァーーーーッァ!」
「メーーーんっ」
「や゛ぁーーーーーーーーッ」
「コテェェェエッ!!」
気合も十人十色で、なんとなく声出したモン勝ち・・・。
というのもあながち間違いではないところもある。
西篠先輩がこのあとは試合だって言ってたけど、
どうなるんだろうか。
「ドン、ドーーーン!」
太鼓が鳴る。2分間の休憩タイムは早速終わりのようで。
今日は顧問の外河先生と、外部顧問の荒垣先生も
残念ながらいらっしゃっていて。
先生達のときは地稽古というか、
特に外河先生なんかはもう掛かり稽古―――ずっと打ち込み続ける稽古に近い。
しかも一回で終わらない。
最高記録は12回。本当に死ぬかと思った。
24分やって残るのは恐ろしいほど疲労感だけな訳で。
でも、あまりそういう稽古が好きじゃない上に、
お偉い先生である荒垣先生がいるとあまりそういうことはやらない
ということで、本日ラストの地稽古が、終了した。
切り返しをして・・・・・・ついに稽古は終了…したいところなんですけどね。
試合やるそうなんですよ。
いや、男女別だそうです。所詮1年の私の本日最初(で最後)の相手は
「え~、嘘ぉ。瀬尾ちゃんかぁ。」
多井先輩・・・ですか。コレは俗に言う『死亡フラグ』って奴ですね☆
まぁ、今日は稽古後においしい豚汁がいただけるようですし、
それを楽しみにしようじゃないかぁ!
あぁー。フラグ立ってるよぉ・・・・・。
作品名:白の枯れ園と揺れる僕ら。 作家名:成瀬 桜