神馬国アマゾネス!
この時代、16世紀の世は、まさに全世界が戦国の世であり、虐げられていたのは、いつの世も民であり、特に女!子供、お年寄りであった。
自分の国の日本も、1500年代は、やはり戦国の世であり、武家の時代でもある。
所謂!天下取りの時代でもあり、日本国も分断していた。
日本国自体は東西の隣国のように地続きでは無く、島国であったから、夜の奇襲とか、国境を越えての異人種からの襲撃や合戦は免れたが、しかし、最近では、ガレイ船が各国で製造され、船での上陸!合戦を行う国も現れてくるであろう。
しかし、海に隔たれていて、海の大きな堀!
によって守られているから、日本国は良かったのだろう!
今の処は!
日本国から海を隔てて西側に中国と言う、同じ黄色人種の大きな大陸があり、その中でも天下統一はされておらず、戦国の世が続いていて、反対側!
日本国から海を隔てての、東側?
に大欧州大陸があり、肌の色が白く、髪の毛の色も赤や、茶色、金色、黄色?
と様々な色をした髪の毛を生やし、また目の色!
瞳の色も、自分たちの国の様な黒か茶色ではなく、青い色や緑の色の人間が住んでいた。
そして、身長も高く、体格も良く、そして、粗野で凶暴でもあった。
自分の国!日本国では彼らを南蛮人とか外人とか白人と呼んでいたが、正式な言葉!
自分たちの人種を黄色人種と呼ぶのであるとすれば、彼ら白人をアングロサクソン人と呼んでいた。
勿論!この言葉は日本古来の言葉では無く、東の大陸!大欧州大陸からの言葉である。
そして、日本を海に挟んでの両国の大陸は中国が一番近く、丁度!中国の二倍か三倍の距離が離れて大欧州大陸があり、その大欧州の海沿い側に、自分が貿易兼ね、武術指南として滞在しているのが、女戦士だけのいる神馬国である。
大欧州国も大陸だけに土地も広大で、やはり天下統一は行われておらず、戦国の世であった。
元々、自分の国、島国である日本国は海流の問題なのか?
大欧州国との貿易は少なく、やはり、同じ黄色人種の中国の交易が盛んであり、中国の隣接した白人の国、欧州ヨーロッパから、白人の文化!アングロサクソン人の文化が中国経由で伝わって来て、まさか、東側に大欧州国があるとは、長年知られていなかった。
ただ、やはり海流の問題で、日本国の東北!自分の国である奥州王国からの出港だと、大欧州国に辿り着き、大欧州からの日本を目指すには、北に100キロ離れた港から出航しないと海流に乗れないことが判明していた。
まさに、日本から出航した船が着く港と、大欧州国から日本へ出港する港のある国が、神馬国の領土であった。
大欧州国!自体も、昔からの白人文化?アングロサクソン文化では無く、少数のインディアン?黄色人種よりも肌が黒く、南国の人種達が住んでいた処に、中国の反対側の欧州ヨーロッパから白人達が新大陸発見として、移住し始めたのだ。それが300年も前の話らしい。
そして、この神馬国と言う、女戦士だけの奇妙な国が出来たのが、丁度100年前頃だったと言う。
実は、100年も前から、大欧州国の神馬国とだけは日本は密かに友好関係を築いていた。
しかも、日本国の中でも奥州王国だけだが。