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俺とみこの日常 6話

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「そーちゃんさんにヤられたんじゃなくて、そーちゃんさんを殺ったんだね?」
そう言う事が言いたかったのか。
っていうか言ってる内容が中1女子の言う事じゃない気がする。
っていうかそーちゃんさんて。ちゃんかさんどっちかだけでいいようなものを。
「それに…」
ん?
「見た目がどうこうの件はこれが原因か〜」
そう言って薬を取り出す。
「見た目が16歳になる薬か〜。でもみこちゃん、見た目ほとんど変わりないじゃん」
失礼な。
「だって背が少し伸びたくらいで、なにも変わらないじゃん。特に胸とか」
「ユミチャン、そーくんがどうしてチマツラレタのか知ってる?」
やばい、抑えないと。
「………ごめん!みこたん!!私もこれ飲むから許して!!」
「えっ!!?」
「えいっ!!!」
ゴクッ
チュドン!!
飲んじゃった。
…これ、あと1週間は治らないのに。
って、そんな事知らないか。
ちなみに、今は意識が若干飛んでる。あたしもそうだった。
そして、
目の前にいた、可愛らしい女の子が、一気に可愛らしい女子になった。
つまり、身長が伸びたくらいであんまり変化はしていな………、胸が、大きくなってる…だと……!?
もともとは”今の”あたしと同じサイズだった。
でも、16歳の優美ちゃんは……
「うーん…」
意識が戻ってきたらしい。
「おおっ!!?なんじゃこりゃ!!?」
自分の胸を見て驚く。
「大きくなってる…だと……!?」
あ、あたしと同じ反応。
ちなみに、16歳の身体になっても、もちろんだが、身体だけしか変化しない。
つまり、服は変わらない。
つまり、(2回目)なにが言いたいかというと…
身体が大きくなった。胸も大きくなった。
服(特に胸部分)がやばい。
はちきれそう…とまではいかないが、きつそうだ。
「ねえ、ものすごく言いづらいんだけど…」
言おうとしてる事はわかる。でも。
「…服、貸して?」
やっぱり。
「でモ、あたしノ服貸シテも、意味ガなイと思うケド…?」
衝動を抑えるのが大変だ。
「あはは、みこちゃんには言ってないよ。そーちゃんさんの服を…」
その辺りまでしか耳に入ってこなかった。
「へェ、ソウなンダ」
抑えきれなくなってきた。
「だって、みこちゃんの服、胸の部分が小さ…」
優美ちゃんは、余所を向いてて、あたしの異変に気付かない。
「ネエ。ユミチャン」
「ん?なんだいみこちゃ…」
今、こっちを向いた。ようやく気付いたらしい。
「ヒンニュウヒンニュウイイスギジャナイ?」
そう言いながら、優美ちゃんの方へじりじりと寄って行く。
「ま、待って、みこたん!!」
優美ちゃんも暴走状態へ入ったらしい。
「あたし、貧乳派だから……!!!」
そーくんと同じ事を言っている。でも…
「ダカラ?ナニ?」
そんなことで止まるあたしじゃない。なおも優美ちゃんの方へ寄って行く。
「…ごめんなさい!!」
土下座までするとは。でも。
「ゴメンデスンダラケイサツハイラナインダヨ?」
ごめん。優美ちゃん。感情を抑えきれない。
「きゃっ」
優美ちゃんを押し倒す形になる。
別に変な事をしようなんて考えている訳ではない。
とりあえず、血祭る訳にはいかないので、少し気絶してもらおう。
そう思って、首のあたりへ手を伸ばそうとした時。
「えいっ!!」
「!?」
優美ちゃんがあたしの胸を触ってきた。
びっくりして、優美ちゃんから身体が離れる。
「みこちゃんのおっ××(いらないと思うけど自主規制)柔らかい……。もっと…!!」
形勢逆転。押し倒される形になる。
「ねえ、もっと触っていい…??」
逃げる事が出来ない。どうしよ…このままだったら、(ある意味)大変なことになる…。
「じゃあ、いくね…」
誰も触っていいなんて言ってない。
「ちょ、待って…!」
あたしの声も聞こえてないらしい。
なおも手はあたしの胸に迫る。
作品名:俺とみこの日常 6話 作家名:ざぶ