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舞うが如く 第五章 4~6

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 奥羽越列藩同盟(おううえつれっぱんどうめい)は、
戊辰戦争中に陸奥国(奥州)、出羽国(羽州)、越後国(越州)の諸藩が、
輪王寺宮・北白川宮能久親王を盟主として、
新政府の圧力に対抗するために結成した同盟のことです。
 元々は、奥羽諸藩が会津と庄内藩の「朝敵」赦免嘆願を目的として
結んだ同盟が、この奥羽列藩同盟です。
赦免嘆願が拒絶された後は、新たな政権(北部政権)の確立を目的として、
軍事同盟に変化し、さらに大きく発展をとげることになります。



 最初から奥羽越列藩同盟に参加していた14藩 、
仙台藩や米沢藩、二本松藩などにくわえ、
久保田藩(秋田藩)や弘前藩、守山藩などの11藩もくわわり、
新政府と対抗する、25藩のよる北国同盟が誕生をします。


 さらに新政府軍との会談に決裂した、越後長岡藩が加盟をします。
次いで、新発田藩等の北越同盟加盟の5藩も加入をします。
こうして最終的には、計31藩による奥羽越列藩同盟が東北地方に誕生して、
新政府軍と対峙することになりました。