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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第十回・参】タリラリタララ

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「あれ…」
緊那羅が指差した方向に3馬鹿と京助が目を向けた
「…写真…現像? 一枚10円…?」
レジの側にかけてあったポスターを坂田が読み上げた
「…がどうかしたの?」
南が坂田の言葉の後に続けて聞く
「アレって写真…だっちゃよね?」
緊那羅が聞きかえした
「そうだけど…そういやお前さっき写真がどうの言ってたっけな?」
京助が言う
「写真って…好きなもの撮るんだっちゃよね?」
緊那羅がまた聞くと少し間を開けた後3馬鹿と京助が頷いた
「まぁ…そうだな嫌いなものを撮るってのは少ないかな」
中島が言う
「…中島達はどんなの写真に撮りたいって思うんだっちゃ?」
「俺等…?」
緊那羅が聞くと3馬鹿と京助が考え出した
「俺は…そうだなぁ…やっぱ楽しこととか?」
南が言う
「でも何で急に写真?」
言った南が緊那羅に聞いた
「んと…私も写真撮りたいんだっちゃ」
緊那羅が答えた
「何を撮るんだ?」
中島が聞く
「…え…っと…」
そのまま緊那羅がしばらく黙り込んだ
「な…なんでもいいじゃないっちゃか;」
緊那羅が苦笑いで言った
「まさかラムちゃん盗撮?」
南が言う
「何を」
中島が突っ込む
「…何にしようか」
「オチを考えてから発言しろオチを;」
答えた南に中島がテンポよく再度突っ込んだ
「でもさ写真撮るにはカメラいるっしょ」
坂田が言う
「カメラねぇ…バカチョンでいいか」
「ば…かちょん?;」
京助がレジの方に向かって歩き出す
「…バカチョンって何だっちゃ?;」
緊那羅が3馬鹿に聞いた
「あ~…使い捨てカメラのこと」
坂田が答えた
「何で使い捨てをバカチョンって言うんだっちゃ?」
緊那羅が聞く
「ん~とねぇ……どうしてだっけ;」
答えようとした南が中島の方を見た
「俺かよ; あ~…何でだっけ?;」
中島が今度は坂田を見た
「…知らん!!」
坂田が気持ちいいくらいキッパリ言い切った