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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第十回・参】タリラリタララ

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「…でもこうみると立派なカポーに見えんだよナァ;」
中島がボソッと言う
「ちょいお前 緊那羅と並んでこいや」
「イエッサー!!」
坂田が南に言うと南が緊那羅に駆け寄った
「ハイハーイ!!」
「ぅわ;」
そして緊那羅と腕を組んで坂田と中島に向かって手を振る
「…何しとんじゃ;」
呆れ顔で京助が聞く
「ん~? 男と女のラヴゲーム (仮)? とにかくそんなん」
「…わかんねぇよ;」
ハッハと笑いながら南が答えると京助が南の頭を軽く叩いた

「ど?」
戻ってきた南が坂田と中島に聞いた
「よくわからんけど…しっくりきてないな…次中島行って来い」
「ラジャー」
坂田が中島を指名すると中島が敬礼ポーズをした後 緊那羅の隣に立った
「…何なんだっちゃ;」
自分より背の高い中島を緊那羅が見上げる
「マァマァ」
そんな緊那羅の肩をを中島がハッハと笑いながらポンポン叩いた
「…お前等は一体何がしたいんだ;」
京助が突っ込むと中島が戻って来い合図をしている南に気づき京助に向けて片手を上げた後小走りで戻っていく
「…謎だ;」
緊那羅と目があった京助が呟くと緊那羅も頷いた

「で?」
戻った中島が先ほどの南と同様坂田と南に聞く
「やっぱりしっくりこねぇんだよなぁ…」
そう言いつつ坂田が緊那羅を京助の方に目を向けた
「…しっくりきてる」
坂田が呟くと南と中島も京助と緊那羅に目を向けた
「…キテマスキテマス」
南が軽く頷きながら言うと中島も頷く

「…また見られてるんだっちゃけど;」
3馬鹿の視線を受けながら緊那羅が言う
「…今度は俺もかぃ;」
京助が口の端をあげて言うと3馬鹿が足並み揃えてやってきて京助と緊那羅を取り囲んだ
「お前らは二人で一つだ! ウム!!」
「はっ!?;」
坂田が言うと南と中島も頷き同時に緊那羅と京助が素っ頓狂な声を上げた
「ラムちゃんと京助でワンセットってこ・と・さ」
南がキャルンポーズで言う
「人をファーストフード店のセット物と一緒にすな;」
京助が言う
「なんだかサァ…いつからか京助の隣には緊那羅ってイメージが定着しちまってるみたいなんだよな俺ら」
中島が言うと坂田が頷く
「見た目は立派にカップルに見えるから安心したまへ!!」
「何をじゃ;」
南がハッハ笑いながら京助の肩を叩くと京助が南にチョップを繰り出した
「…何だよ;」
隣にいた緊那羅が黙って自分を見ているのに気づいた京助が緊那羅を見た