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少女機械人形コーパス 第二幕

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花立
「くぅっ。結構衝撃あるわね。」
<蠢くヴィロのスチル>
花立
「あれか。」

ジャキンッ<ライフルセット>
花立はヴィロネカートを確認するなり、瞬時にライフルのセーフティを解除した。
花立
「蹴散らしてあげるわ!」
パパパパパパパパパパパパッ<SE>
一気にトリガーを弾き続け、無数の銃弾がヴィロネカートを襲う。
蠕動する触手群は千切れ飛び、無残に大地に叩きつけられる。

パパパパパパパパパパパパッ<SE>
攻撃の手を決して緩める事無く、なおもトリガーを引き続けながらヴィロネカートに接近していき、大地に転がりひくつく白い触手だったモノたちを足で踏み潰す。
花立
「きっしょく悪いわねぇっ。」
尾ヶ崎
『すごい…ヴィロネカートの組織が瞬時に破壊されていきます!』
花立
「Bナイフ!」
ジャキンッ<SE>
デーケルターレの足首に備えられているBナイフを取り出し、左手でライフルを乱射しながらヴィロネカートとの距離をつめていく。
土方
『いいわ!さすがね。』
野柳
『判断力、機動力共に問題無い。天才と言われるだけあるね。』
土方
『はい。このままヴィロネカートが個体として完成する前に、ヤツのコアを叩くつもりでしょう。』
花立
「そのままフワフワ浮いてなさいよっ。」
花立はその距離を縮める。個体として完成形へと変化を遂げようとするヴィロネカートであったが、やまないライフルからの銃弾によってその細胞は削り落され、中々形成が上手くいかない。
花立
「いくわよっ!」
ライフルを肩にかけ、Bナイフを両手にしっかりと握りしめ花立はヴィロネカートの中心部に向け、Bナイフを振り下ろした。
うぞうぞと蠢く触手の群れがその手に絡みつく。