少女機械人形コーパス 第二幕
午後05時40分
<パイロット二人デタレから降り普通の立ち絵>
土方
「二人ともお疲れ様、今日はこれで上がって頂戴。」
尾ヶ崎
「お疲れ様でした。明日は午前9時からの開始となります。」
花立
「わっかりました。」
東堂
「…了解。」
ウィィィン<SE東堂立ち絵消>
尾ヶ崎
「あっ…。」
花立
「早っ。」
尾ヶ崎
「…避けられているんでしょうか。」
花立
「なぁにー、やっぱ参謀って東堂とデキてんのー?」
尾ヶ崎
「なっ!何をおっしゃるんですか!わたっ、私と東堂くんはそんなっ!」
花立
「はいはいはい、分かります分かります。」
尾ヶ崎
「分かってません!」
土方
「尾ヶ崎参謀、今日のシュミレーションのデータ管理よろしく。」
尾ヶ崎
「あっ、はい!」
花立
「なんかコワッ。」
土方
「あなたも今日からコーパスの居住区で生活する事になったのだから、こんな所でいつまでも油を売ってないで、早く帰ってここに慣れなさい。」
花立
「参謀長は真面目なお方なワケね。それとも恋愛トークが苦手なタイプなのかなー?んっ?」
尾ヶ崎
「はっ、花立さん!」
土方
「…苦手ね。」
花立
「あら。」
土方
「これで満足かしら。さぁ、こちらはまだ仕事中よ、退室なさい。」
花立
「はぁい。じゃ、参謀まったねー♪」
ウィィィン<SE花立消>
<コーパス廊下>
花立
「ヤな女。」
<シュミレーションルーム>
土方
「……何かしら。」
尾ヶ崎
「いっ、いえ、データ管理に入ります。」
土方
「……。」
尾ヶ崎
「先のシミュレーションの結果を転送します。」
オペレーター
「了解。」
土方
(天才だかなんだか知らないけど、まだまだね。)
作品名:少女機械人形コーパス 第二幕 作家名:有馬音文