小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

【第十回】飛ぶ計画

INDEX|22ページ/25ページ|

次のページ前のページ
 

「わぁお;」
坂田が声を上げた
「ゴジラ!! ゴジラ!!」
南がアッハッハと笑いながら京助の羽根をベシベシ叩く
「ゴジラは飛べねぇじゃん;キングギドラ?」
中島が南に突っ込む
「いや~…こりゃまさしく竜のモンだぞ…;」
阿修羅が羽根を触りながら言う
「主と同じなんだやな京助」
ゴが嬉しそうに尻尾を振って京助が見上げた

ゴス

「無事で何よりです」
「…おぅよ;」
乾闥婆が笑顔で京助にチョップを放った
「貴方もよく見つからなかったですね」
「いだだだっ!!;」
乾闥婆が今度は迦楼羅の前髪を思いっきり引っ張った
「何をするたわけッ!!;」
迦楼羅が怒鳴る
「言ったでしょう? 貴方ほどの階級がもし見つかったら…」
髪を引っ張る乾闥婆に手に更に力がこもっていく
「いだだだだだだッ!; 抜ける抜けるッ!!;」
迦楼羅がぎゃんぎゃん喚く
「ラムちゃんも無事で何よりだっちゃん」
南が緊那羅を見た
「あ…私は…」
いきなり名前を呼ばれて緊那羅が焦る
「…ごめんだっちゃ…今回のことは私が…」
「きんなラリア--------------------------------ット!!!!」
「だっ!!;」
ボソボソと言いはじめた緊那羅に京助が必殺!と言わんばかりにラリアットをかました
「でました! 栄野選手の必殺技!! モロに食らったラム子! 立てるか!!」
司会なら任せろ!的坂田が手をマイク代わりに実況を始める
「何するっちゃッ!!;」
緊那羅が怒鳴る
「おおぉーっと! ラム子起き上がりました!!」
「やかましいっちゃッ!!;」
坂田が言うと緊那羅が坂田に怒鳴った
「前にも言ったろが。誰が悪い彼が悪いゆーてたらキリがねぇんだっつーの」
京助が言う
「でも…ッ!」
「でもでもハワイでもイスカンダルでもねく!! キリがねぇってんだろが」
「たっ!;」
反論しようとした緊那羅の頭を京助が叩いた
作品名:【第十回】飛ぶ計画 作家名:島原あゆむ