小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
ちょびっつ
ちょびっつ
novelistID. 33451
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

突然革命事実 第二話

INDEX|2ページ/3ページ|

次のページ前のページ
 




目が覚めたのは担任が日誌を持って入ってきたときだった
毎回このタイミングで目が覚める
なぜかはわからないがありがたい

つまらない担任の話を半分以上聞き流しホームルームは終わりを告げた
生徒の号令がかかると同時に一斉にクラスメイト達が席を立つ
礼をして一限目までの五分休み

毎回智紗は俺のところにやってきてぐらぐらと揺さぶってくる
起こすのが目的らしいが逆効果だ

いうのもめんどーなので黙っておく


「なあなあ雪那、今日は清掃作業があるらしいな」


担任の言葉を聞き流していた俺には初耳だ
まったくめんどくさい
清掃作業は基本六限後にあるため帰りは遅くなるし寒いのでいい事など一つもない


「めんど…」


思ったことを素直に口に出してみたら「またか」と智紗に呆れられた
仕方がない
事実だから

とりあえず授業中にサボる方法でも考えるかと思った瞬間、一限目の始まりを知らせるチャイムが鳴った