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番外編その参 その時他の部隊は---

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剣術部隊にフィリピンの号令がかかった頃、外国の地にいた捕虜がは決死の大脱出を試みていた。
―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★

ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥ
カンカンカンカンカーーーーーーンカンカンカンカンカーーーーーーーーーン

収容所の警報が鳴り響く中、人々の怒号が聞こえている。

「とつげきいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
「全員脱出せよ!!」
「天皇陛下万歳!!!」
カウラ収容所に収容されていた日本兵の捕虜は満月の日に大脱出を試みた。
カウラにいたイギリス兵はそれを阻止する為に次々と発砲していった。
次々と撃たれて死んでいく兵士達の間に二人の兵士が出口付近まで逃げ延びていた。
「二郎さん、こっちです!」
「憲ちゃん危ない!!」
バアンと一発の銃弾が二郎の足へと向かった。
「グアアアアアアアアアアアア」
「じっ二郎さん!!」
パアン
二つ目の銃弾は一体どこへと向かったのだろうか・・・・・