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番外編その参 その時他の部隊は---

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墨田が元気になった頃、日本では次の部隊編成が決まった。その名は――
―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★―☆―★

「あかご部隊?」
「違う。せきし部隊だ。赤子部隊。天皇の御子という意味だ。」
「それは素晴らしい!きっと良き戦力となるでしょう。」
「あぁ、だが、この部隊は女性限定にするつもりだ。」
「女性限定・・・・よろしいのですか?」
「敵兵の意表をつくためだ。そのためには兵士は頭脳明晰な人がいいな。」
「では、最初は近辺の学校を見ていきましょう。」
「よろしく頼むぞ。」
内閣の軍事施設でその話が進められていた。
そして――――――――
中央(なかのよう)大学付属中等学校
「ユン。」
「はい、なんですか?先生。」
「お前に特別徴兵令が出た。」
「あ・・・ありがとうございます!」
「お前は明日から通常授業から抜けてここへ行くのだ。」
教師はユンに手紙を渡した。
「これは。」
「隊長になる勉強だ。そこで勉学を励みなさい。」
「わかりました!頑張ります!」
周りの友達はスゴイなど言って徴兵令の紙を見ていた。
その姿を見て教師はとても悲しい顔をした。
「ユン・・・・お前はどうか変わらないでくれ。」

教師の内なる思い
――非情な隊長になる為の訓練――は、
決して外に出すことは許されなかった。