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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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哀しい別れ



山崎洋子、現在は秋草洋子が、勤務先の病院で森田に殺害されたことを、青田は夕方のニュースで知った。
森田は自ら足を骨折し入院した。
入院病棟は5階まであり、2,3階が内科、4階が外科、5階が整形外科であった。
森田は5階に入院していた。
秋草は内科担当で、ナースセンターは3階にあった。
秋草の勤務は夜の10時までであった。
患者の消灯時間は9時30分である。
秋草は消灯の確認のため、各部屋を巡回していた。
夜勤は人数が少なく、交代で担当以外の部屋も見ることになっていた。
個室の名前を見て、秋草はおやと思った。
ドアをノックし
「消灯です」と声をかけた。
部屋は消灯されていた。
半開きのドアを閉めようとした時、秋草は腕を掴まれた。
森田の顔があった。

作品名: 作家名:吉葉ひろし