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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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「仙台で降りるがそこまでなら」
「ありがとう」
人を乗せようとサイドカーを付けて来た訳ではなかったのだ。
運転に自信がなくて安定させるためであった。青田はバイクに乗るのは半年ぶりであった。
彼女は大塚桜と言った。
ヘルメットを着けさせ、体は動かさない様にと説明した。
お互いのヘルメットにはワイヤレスのマイクがあるので会話が出来るようになっていた。
青田は出発した。
「おじさん名前教えて」
「青田だよ」
「青さんて呼ぶよ」
「了解」
大塚桜は変に馴れ馴れしかった。
「気持ちいい。気分サイコー」
「了解」
作品名: 作家名:吉葉ひろし