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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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応接間で青田と秋草だけになった。
由美はコーヒーを入れに行った。
「さっきの事は話さないで」
青田は頷いた。
「ゆっくりしていって」
「ありがとう。いろいろ話がしたいわ。でも今日は忙しいの。またお邪魔するわ」
秋草はコーヒーに口をつけた。
「御主人はどこにお務めなの」
「医者だったの。離婚して1人よ」
「そう、立派な方と結婚したのね」
「そうかな。医者だから、でも、私は立派だなんて思わない」
「娘の幸子、医大に行ってるの」
「知ってるわ、同級生だから。秋草マリネが私の娘です」
「あのマリネの母親なの」
「ごめんなさい。ご心配かけたわ」
「いいのよ」
作品名: 作家名:吉葉ひろし