小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

INDEX|54ページ/89ページ|

次のページ前のページ
 

薄暗い照明の中で、男と女の臭いがする、不純な部屋には似合わない、高校生の様な秋草の顔が見えた。
青田は再び秋草の体を求めた。
秋草は、今度は少女のように恥じらいだ。
青田は秋草の愛を感じ取ったのだ。青田の優しい愛撫が続いた。
「時々でいい、会って欲しい」
「困ってる事があったら相談してほしい」
「もう、逃げないでくれるわね」
「辛い思いはさせないさ」
秋草の涙が青田の胸を濡らしていた。
ラブホテルを2人は別々の車で出た。
もう、他人の様であったが、青田も秋草も心は満たされていた。
それぞれがそれぞれの道に車を走らせた。
作品名: 作家名:吉葉ひろし