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吉葉ひろし

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novelistID. 32011

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傷

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青田は学校に寄付をしてそこからマリネさんに渡れば、秋草も負担には考えないだろうと思った。
話は決まらないまま校長室を出た。
青田は秋草をどこかに誘おうと玄関を出た所で待ったが、5分待っても秋草は出て来なかった。

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作品名：傷　作家名：吉葉ひろし