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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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「急に言われても考えつかないよ」
「詩を覚えているのでしょう。終わりの言葉」
「夢」
青田は言葉に出してから、夢のままでは何時になっても現実の幸せは掴むことが出来ないと思っていた。
「誰か好きな人が居るんだろう」
「居るわ」
「結婚したら」
「結婚していいの」
「好きだったら早くした方がいいさ」
「嬉しい、好きな人は先生よ。青田君よ」
「冗談だよね」
「本気」
海老原は青田にキスをして来た。
青田はそれを受け入れた。
酒を飲んでいたからかも知れない。
2人は畳に倒れ込んだ。

作品名: 作家名:吉葉ひろし