怪我猫看病記 ロッキーのこと
我が家はみんな猫好きだ。
時々浮上する、猫を迎える話を否としてきたのは私。
家の中がただでさえ片付かないのに、忙しくて、目が行き届かないのに。
かつて、一度は飼い始めた猫を、とある事情から頂いたおうちに返すことになったことがあるのも、私にとっては生涯の汚点の一つになっていることもあった。
本当は、私こそが猫と暮らしたい。
だけど、今の我が家では、無理。
ところが、その自戒を簡単に破る事件が目の前で起きた。
時々浮上する、猫を迎える話を否としてきたのは私。
家の中がただでさえ片付かないのに、忙しくて、目が行き届かないのに。
かつて、一度は飼い始めた猫を、とある事情から頂いたおうちに返すことになったことがあるのも、私にとっては生涯の汚点の一つになっていることもあった。
本当は、私こそが猫と暮らしたい。
だけど、今の我が家では、無理。
ところが、その自戒を簡単に破る事件が目の前で起きた。
作品名:怪我猫看病記 ロッキーのこと 作家名:白久 華也