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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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「クラブで幸子さんに逢った時は半々だったな」
「私は解っていた」
「名前呼んでくれれば良かったのに」
「恥ずかしいでしょう」
幸子は慣れた手つきでビールを注いでくれた。
「今日は楽しいよ」
「私も」
「初めてあった日のこと覚えてる」
「私が誘ったんですもの」
「今もそうだけれど心臓がドキドキ頭でしていた」
「純情だったのね」
「そう、今も」
「今日は誘惑するかも」
「嬉しいね」
「本気よ」
「ぼくも本気さ」
宏は酔い始めていたのかも知れない。

作品名: 作家名:吉葉ひろし