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島原あゆむ
島原あゆむ
novelistID. 27645
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【第九回・伍】散歩道

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「…マジ?;」
昼休み昔ながらの石油ストーブを囲んで南が言った
「柴田さんが本間を…」
中島が南に続く
「香奈…」
京助がゆっくりと振り返ると阿部の机に腰掛けて足を組む本間が見えた
「って呼んだんだよな」
坂田が言う
「何がどうして香奈ちゃん?;」
南が坂田に聞く
「俺が知りてぇよ; やたら仲よさげだったし」
坂田が答えた
「恋人は中学二年生? 南とありす以上の年の差?」
中島が南を見た
「そこで俺を出しますか」
口ではそう言いながらも南の顔がにやける
「…香奈ちゃん…」
京助が本間の名前を言うと3馬鹿と京助は揃って顔を本間方向に向けた
「…ええ乳してまんな相変わらず」
「どこ見てんですか中島さん」
「いやでも目はソコにいくよね」
「制服になりたい俺」
「水着はえがったな…」
「…おう」
ボソボソと3馬鹿と京助が本間を見て言う
「柴田さんもあの乳に悩殺されたか」
「はっ!?」
京助が言うと坂田が声を上げた
「まっさかぁ柴田さんに…でも…どうだろね坂田君や」
南が坂田を見る
「そういや柴田さんの好みってどんなかとかお前知らねぇのか?」
京助が坂田に聞く
「…知らん」
坂田が答えた
「俺は可愛いのがイイナァ」
南が言う
「お前の好みは聞いとらんて」
中島が南に突っ込む
「柴田の好きなので俺が知ってるのったら…」
坂田がボソッと言うと京助と中島そして南が坂田を見た
「知ってるって言ったら?」
ザワザワと生徒がざわめく中でもしばしの沈黙
「…チーズおかきとコーヒー」
坂田が真顔で言った