KILLER LAWSUIT
「別に遅刻しただけだろそのうち来るってだから先に食べよーぜ!!。」
「山岡!何があるかわからないんだよ?それにいないのって蒼井だよね?」
「あいつ日頃から遅刻するじゃん。心配しすぎだぞ。」
「そうかなぁ?」
気まずい雰囲気のまま食事は終わった。さっき山岡と話していた女子が駆け足で食堂からでていった。
その後他の人間も食堂から出ていった。行き先は個室か図書室だろう。
次の瞬間沈黙は破られた。
「きゃああああああああああ」
突如大きな悲鳴が聞こえた。
「なんだ?」
「知らねぇが何かあったみたいだな行くぞ。」
俺たちは悲鳴の聞こえた二階へ向かった。
「おい、どうした?」
女は声を震わせながら答えた。
「し、死んでる・・・」
その女の目の前には血まみれの人間が倒れていた。
こうして20人いたクラスメイトは19人となった。
作品名:KILLER LAWSUIT 作家名:pawa2012