KILLER LAWSUIT
-3日目-
いつものように俺は7時に起きて食堂へ向かった。
そこには既に四、五人が来ていた。
松尾、武田、あと・・・そうそう橘だ。
あとはまだ知らない。
「おはよう」
「上野か、おはよう。」
「こんな状況なのに元気そうだな。」
「まぁ寝ることはできるからな。」
「もうしばらくでここから出られる。だからそれまでがんばろう。」
「そうだな。殺人が起きなければいいが・・・」
「よう、雄輔!」
「お前も相変わらず元気だなぁ。」
武田も松尾もまだまだ大丈夫そうだった。
それから時間が過ぎてみんなが集まってきた。
20人分の朝食がテーブルに並べられ、全員が席に着いた。
一つ空いた席ができた。
「あれ、一人いないぞ?」
部屋の中に奇妙な雰囲気が流れた。
作品名:KILLER LAWSUIT 作家名:pawa2012