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KILLER LAWSUIT

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「さっき誰かが殺人を起こすといったが、そんなに不安にならなくていいぞ」
「なんでだ?」
「部屋には鍵をかけることができるから夜の殺人は不可能。さらに常に複数で行動していればだいたい殺されることはないということだ。」
「なるほど・・・」
「だから全員に常に複数で行動するように言わないとな。」
「昼食の時にでもいうか。さすがにまだ殺人は起きないだろう。」
「そう言ってる間についたぞ。」
いつの間にか3人は青いドアの前にいた。青いドアは赤いドアからかなり離れている。
「松尾、開けてくれよ。」
「言われなくても開けてやるさ。」
松尾とはこのゲームで初めて話したがなかなか頼りになる。おそらくこのゲームの中核となるだろう。
青いドアを開けるとそこは暗い空間だった。カプセルホテルのようにいくつものロッカーのようなものがあった。
「なんだこの部屋は?」
「ここで寝るということか?しかしこのロッカーは開かないぞ。」
結局その部屋が何なのかわからないまま時は過ぎていった。
昼になり全員が食堂に集まったところで松尾は提案をした。
作品名:KILLER LAWSUIT 作家名:pawa2012