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TAKARA 未来
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税金不真面目辞典

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第5章:その他国税



≪減税≫
 ①増税する前に、批判を少なくするために行う政策。
 ②場当たり的なことが多い。

≪税制改正≫
 ①どうやって、わかりにくく税金をとるか、毎年考えていく過程に、一生懸命税金と時間をかけて検討していく制度。
 ②みんなが幸せに感じるように(誤解とも言う)、減税を大きく報道させ、増税は小さく示すことが圧倒的に多い。
 ③法律用語では決して改悪とは言わないため、知らないと”正しく改められた”と誤解されやすい。日本語の乱れでないかと懸念されるが、国語審議会で議論された様子は一度もない。

≪印紙税≫
 ①国が契約書や領収証に貼るように、義務付けしたシール。魅力あるキャラクターが描かれているわけではないが、なぜか高額である。郵便切手のように、キャラクターデザインを入れることはできないのだろうか。
 ②はがして再利用できないシール。エコ・リサイクル時代に逆行している制度。
 ③印紙というシールを貼り忘れると罰金を払うことがある。しかし、このシールを貼っても、国が契約内容を保証するわけでもなく、悪魔や妖怪をよけるものにはなるのでもない。

作品名:税金不真面目辞典 作家名:TAKARA 未来