Minimum Bout Act.02
「うるせーなあ。お前もここの入り口で見張ってたやつも弱いくせに、口だけは威勢が良いな、おい」
「てめえっ! 生きて帰れると思うなよっ!?」
「帰れる。心配するな、俺はしぶといんだ」
「シン! Jr.がやばいよっ!!」
カッツの所為でどんどんやかましくなってきた所へパメラが飛び込んで来て、カッツとウェイは驚いて喧嘩をやめた。
「やばい?」
カッツの顔が真面目になる。
「ウェイ! あんたは急いでトーヤを呼んで来ておくれ!」
「わ、分かった!」
パメラに言われ、カッツから解放されたウェイは直ぐさま部屋を飛び出した。
そしてカッツとシンは、急いでパメラと共に病室へと入って行った。
****
作品名:Minimum Bout Act.02 作家名:迫タイラ