小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
淺香 悠衣
淺香 悠衣
novelistID. 32080
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

キミと一緒!

INDEX|4ページ/19ページ|

次のページ前のページ
 



ピンポーン

俺は今、日野家のチャイムを押している
「アレ・・・出ない」
ピンポンピン!ポンピピピピ!!!ピンポーン

「はーい、はいはーい!」
あ、出掛けてなかったんだ。早く出ろよ・・・

「あ、こんにちわ。えーっと・・・君が日野朱莉君・・だね?」
「は、はい・・日野朱莉です。確か・・これからお世話になって、と亜佐美さんに言われました」
「亜佐美・・・あ、う、うんこれからよろしくね。僕の名前は日野有利。さ、入って入って」

俺は日野家の中に入った。今の人は長男だと思う。
     

         が

「なっ・・・何・・ですか・・・コレは」
「あー、散らかっているから気をつけて歩いてね」
「気をつけて歩いてね」の問題じゃないだろうがぁっ!

廊下にはいくつものゴミ袋、脱ぎ散らかしてある服、玄関は靴が揃えていない・・!!
「片付けましょう」
「え?」
「片付けましょう、この家を・・・」
こんなんじゃぁ、「家」じゃなくなる・・・「ごみ屋敷」になっちまう!!

俺は有利さんと一緒に片づけを始めた




「コレは?」
「あー要らない」
「コレも?」
「うん。全部要らない」
1回1回俺は有利さんに「要る?」「要らない?」の繰り返し・・・・


そんな事をしてから2時間半・・・







「ふー綺麗になったーーーー」
「そうですね。綺麗になってよかったですよ」
やっと生活観のある家になった・・・・トイレとか台所とかは、さすがに汚くはしていなかった。
「多分、これから下の奴等が帰ってくると思うから・・・そうだね。お茶飲みながら待ってましょうか」
「そうですね。お茶ありがとうございます」

そう言うと俺はソファーに腰をかけた。





「・・・・・・・・・」

どうしよう・・・

「どう・・・?」
「えっと・・・」
ヘラヘラした男だとは思っていたが・・・・・旨すぎる!!!!!!


作品名:キミと一緒! 作家名:淺香 悠衣