結婚相手は慎重に 恋人選びはお気軽に
その6
何事も経験する事は大切だが、断る勇気も重要である。
痔になってからではもう遅い。
あのさ、最近の二次創作の世界ではケツ穴にぶち込むみたいなのが普通なんですけど、マジで!マジでなんとかならんの?
そんな簡単に入らんって。
しかもさ、無理に入れて下手すると筋が切れて、一生垂れ流しだよ?たった1回のアグレッシブプレイで。
昔、「私はアナルもOKだから」って得意げに言ってる女がいたんだけど、いっつもウンコ臭かったもん。マジで。
その7
30過ぎても学生服を着たいと思う。
これはもはや芸風である。
「あー、ときメモGSの制服着てぇー。はばたき学園に入学してぇよ」つってた私に友人が投げた言葉、それが「もうそこまでいったら芸風だねぇ」でした。
納得した。
その8
ガーターを付けてからパンツをはくのか、パンツをはいてからガーターを付けるのか。
それが問題だ。
結果、紐パンに落ち着くのが人情というものである。
基本はガーター付けてからパンツだと思うの。
でもそれってあんまり見栄えがよくないと思うの。
下着にこだわり抜いてた私も、今では毎日お子様パンツ。
お子様パンツの履き心地の良さ、機能性、吸湿性を体感すると戻れないのよ、エロ下着。
だけどね、これがアカンのだと思う。
これが新古品になってる最大の理由だと思う。
分かっちゃいるけどやめられない。
30の女を脱がしたら股間で白い子猫が「HELLO!」つってたら恐怖でしかないって分かってるけど。
分かってるけど、ああ。ブラもめっきりTシャツブラ。ばびょーん。
その9
昔、「ケツの穴を舐めれない男とは付き合えない」と、8歳年上の友人が言っていた。
その時は(私は口から大腸菌が発見された人間をよぉく知ってるんだ……!)と心でその考えを拒絶したものだが、30歳になった今――
――――実によく分かる。
結局ね、セックスなんて汚いもんなんだから。
お互いの汚さを受け止めあっていこうよ。お互い歩み寄ろうよ、私はケツは貸せないけども。他で色々カバーするからさ。
たとえば上記のような。
その10
10年位前のクレアラシルのCMで、「本っ気で」「ニキビをー」「なおしたいー」「ひとはーぁ」『クレアラシールッ!』って数人で言ってくやつがあったんだけど、最近それが脳内で「本っ気で」「喪女をー」「なおしたいー」「ひとはぁー」『クレアラシールッ!』となって再生されまくってる。
本気で喪女を治したかったら、クレアラシルの前にお子様パンツを大量処分すべき。
分かってるの、分かってるのよ。ああ。
作品名:結婚相手は慎重に 恋人選びはお気軽に 作家名:有馬音文